海外のアイスホッケーリーグで活躍する17歳の日本人選手が、強豪カナダのジュニアリーグで日本人初となるドラフト指名を受けました。 「カナダのプロのジュニアリーグでドラフトの指名を受けたのは、このアイスリンクで小学生時代、特訓を受けた日本人の高校生です」(記者) ドラフト指名を受けたのは現在17歳の佐藤優選手です。カナディアン・ホッケー・リーグに所属するチームからの、外国人枠での指名で、日本人初の快挙となりました。北欧などの実力選手が指名を受けるなか、アジア出身者としても唯一の一巡目指名となりました。 「日本人代表として頑張りたいなと思います」(佐藤優選手) この日、佐藤選手はモスクワで、小学生時代に所属していた日本人チームの懐かしい練習の場に姿を現しました。 「もうめちゃくちゃうまいですし、あこがれです」(「モスコーフリッツ」小林勇輝さん) モスクワで11歳のときからロシアのプロのジュニア・チームに所属していた佐藤選手。その実力は、アイスホッケー界で「レジェンド」といわれる旧ソ連元代表選手、ラリオノフ氏が絶賛するほどです。 「唯一、日本人、唯一アジア人というのは本当に画期的なことだと思います」(「モスコーフリッツ」山田直芳さん) 今後、日本でU20の日本代表選考合宿に参加した後、9月のシーズン開幕に向け、活躍が期待されるカナダへ向け出発します。(03日15:13)
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